レッドゾーンの続編で、アメリカを舞台にリーマンショックの様子を描いた作品です。投資銀行がサブプライムローンの影響で顧客の信頼を失っていき、株価も下がって破綻に追い込まれます。市場の守り神、ストラスバーグは鷲津にGC救済を求めますが、その真意は図りしれません。
新聞記者の北村という男も新しく登場しました。過去の記事を鷲津が気に入ったようで、インタビューをきっかけに距離を縮めていきます。政財官に続く第4の権力としてのマスコミを巧みに使った戦術も見ものです。
そして、アメリカの国家権力を利用したサミュエルバーグがたどる結末とは…?