社労士と行政書士のダブル受験体験記

2023年に合格を目指すブログです。

★★★★★シンドローム上 真山仁

原発をテーマにしたこの作品では、事故当時の様子を鮮明に描いています。現場の混乱や総理大臣の無能さなど、綿密な取材に基づくのでしょう。その混乱の中で奮闘する若者たちは次代を担う希望の光となるのでしょうか。

 

鷲津が40代後半になっており、健康のために毎日1万歩歩いているというのは共感できる表現でした。

 

サムライ・キャピタルという組織を考えたとき、リンやサムのしっかりしたフォローがあるからこそ鷲津が破天荒に動き回ってもうまく機能するのでしょう。国や首都電を相手にどんな交渉が展開されるのか、下巻も楽しみです。