★★★★最高の人生の見つけ方
余命を申告された男たちが残りの人生をどう生きるか?
人生は長さではなく密度だ、そう思った作品でした。
モーガン・フリーマン演じるカーターは自動車工場で45年間働いたクイズ好きな男。ジャック・ニコルソン演じるエドワードは10憶ドル稼いだ実業家で、その2人が共にガンに侵されて同じ病室で出会った。闘病で苦しむよりも、いっそやりたいことややり残したことをするために病室を飛び出しました。
スカイダイビングに始まり世界各地を旅して様々な経験をしますが、外に出て結局大事だったのは家族の元へ帰ることだったと気づきます。エドワードはかつてケンカ別れした娘の元へ戻ることを一度は拒否しますが、カーターからの願いを聞き入れました。
「残された命を有意義に使う」とはよく聞く話ですが、死という誰にも平等な結末があるからこそ本気になれるのだと思いました。自分も限りある人生をどのように過ごすべきかを考えさせられた作品となりました。