★★★★スティーブ・ジョブス
アップルが2012年に株式の時価総額で世界一となり、今もなおGAFAと呼ばれる大企業の一角を成していることは、スティーブ・ジョブスが信じてきたものが正しかったことを証明したのであろう。
規則や常識にとらわれることなく、自分の理想やこだわりを追求する姿勢は、得てして周りからは反発されることが多く、理解されないのだろう。しかし、そこに独自性や希少性などの価値を創り出せれば、それは必ず評価してくれるのだと感じた。
アップルは他には真似できないほどの価値をこれまでに生み出してきたのだろう。マッキントッシュやiPodやiPad、iPhoneなど歴史に残る製品の数々は芸術的だと思う。その裏には妥協を許さない彼の考え方があったのだと感動させてもらった。
マクドナルドのレイ・クロックは優れた商品やシステムを世に広めていくのを得意としていたが、スティーブ・ジョブスは優れた商品を創り出すことに生涯を費やしたのだろう。だからこそペプシコーラの元CEOを引き抜いて販売を任せた。
組織を作る理由の一つに、「自分にしか出来ないことに集中するため」というものがある。他の人でも出来ることは他の人に任せ、自分は他の人の教育や指示出しに徹することは工場でも行われていることだ。
自分も今までのルールの中でどう活躍するかを考えていたが、この世の中はやりたいことを何でも実現できる自由な世界だということを改めて知ったし、これからは自分も相手もワクワクするような世界を作って生きていきたい。